【フラット35】S

フラット35S1

2020年9月15日

「住宅ローンにはどんな種類がある?」の中でも触れてきましたが、『フラット35』は返済終了まで金利・返済額が一定で長期的計画が立てやすい“全期間固定金利型”の代表的なローンです。

住宅金融支援機構と民間金融機関とが提携して提供する「協調融資」のローンの一種ですが、そのなかでも省エネルギー性・耐震性・耐久性・可変性・バリアフリー性のいづれか1つ以上の条件を満たしている住宅を購入する場合、フラット35から一定期間借り入れ金利を下げる『フラット35S』が利用可能になるのです。

 

フラット35Sは2021年3月31日分※1までの申込受付となり、適用条件によって金利Aプランと金利Bプランに分けられます。

 

※2021年1月に制度予定変更を予定していますので、最新情報はこちらをチェックして下さい。

フラット35 公式サイト

 

 

※1…予算金額が設定されていますので、予算金額に到達見込みとなった時点で受付終了となります。

受付終了日は、終了の約3週間前までに公式サイトで通知。

 

フラット35Sの金利プラン
フラット35S   【金利Aプラン】 フラット35の借入金利からの金利引き下げ幅 : 0.25%        【金利引き下げ期間:当初10年間】
フラット35S   【金利Bプラン】 フラット35の借入金利からの金利引き下げ幅 : 0.25%        【金利引き下げ期間:当初5年間】

フラット35Sの「金利Aプラン」と「金利Bプラン」の違いは、金利Aプランの方がより高い基準を満たした住宅に適用できることです。

住宅基準の高い順位に、「金利Aプラン」→「金利Bプラン」→「フラット35」となります。

では気になるその住宅の技術基準ですが、「金利プランA」の場合、次の表の①~④のいずれか1つ以上を満たす住宅とされており、新築住宅でも中古住宅でも利用が可能です。

 

等級が表示されているものは、「住宅性能表示制度」の等級と同じですが、必ずしも「住宅性能評価書」を取得する必要は無く、所定の物件検査に合格すれば利用可能となっています。​

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【フラット35S】金利プランAの住宅基準条件(新築・中古)
省エネルギー性 ①一次エネルギー消費量等級5の住宅                  (認定低炭素住宅および性能向上計画認定住宅を含む)
バリアフリー性 ②高齢者等配慮対策等級4以上の住宅                  (マンションなど共同住宅の専用部分は等級3でも可)
耐震性 ③耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)3の住宅
耐久性・可変性 ④長期優良住宅※1

※1…「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の規定により長期優良住宅建築等計画が認定された住宅。(増改築などによるものを含む)

 

 

【フラット35S】金利プランBの住宅基準条件(新築・中古共通)

続いて、「金利プランB」の場合下記の表の①~⑥のいずれか1つ以上を満たす住宅とされています。

等級が表示されているものは「住宅性能表示制度」の等級と同じですが、必ずしも「住宅性能評価書」を取得する必要は無く所定の物件検査に合格すれば利用可能となっています。

省エネルギー性 ①断熱等性能等級(省エネルギー対策等級)4の住宅
   ②一次エネルギー消費量等級4以上の住宅※1
バリアフリー性 ③高齢者等配慮対策等級3以上の住宅
耐震性 ④耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の住宅  
   ⑤免震建築物※2
耐久性・可変性 ⑥劣化対策等級3の住宅、かつ維持管理対策等級2以上の住宅※3

※1…2021年1月以降に設計検査申請等を行う場合は、「断熱性能等級4」で、なおかつ「一次エネルギー消費量等級4」以上の住宅であることが条件。

※2…免震建築物は、住宅性能表示制度の評価方法基準1~3に適合しているものを対象とする。

※3…マンション等の共同住宅については、躯体天井高の確保(2.5m以上)及び間取り変更の生涯となる壁・柱が無いこと。

 

【フラット35S】金利プランBの住宅基準条件(中古住宅のみの基準)

金利プランBには中古住宅特有の基準が設けられており、次の①~④のいずれか一つ以上を満たす住宅とされています。

省エネルギー性 (開口部断熱) ①二重サッシまたは複層ガラスを使用した住宅
省エネルギー性 (外壁等断熱) ②建設住宅性能評価書の交付を受けた住宅               (省エネルギー対策等級2以上または断熱等性能等級2以上)
    上記、もしくは「中古マンションらくらくフラット35」のうち【フラット35S】(省エネルギー性(外壁等断熱)に適合するもの)として登録された住宅※)
バリアフリー性 (手すり設置) ③浴室および階段に手すりを設置した住宅
バリアフリー性 (段差解消) ④屋内の段差を解消した住宅

※…新築時に【フラット35】を利用して建設された住宅などの「省エネルギー対策等級2」相当以上の住宅か、または「断熱性性能等級2」相当以上の住宅であると確認が出来る場合も利用可能。

 

詳細は公式ホームページ【フラット35】Sの対象となる住宅より

 

 

フラット35Sの申し込み

【フラット35】Sを利用する際には、【フラット35】の取り扱い金融機関で申し込みを行います。

冒頭で記載した通り、申込期限は2021年3月31日までですが、予算金額に達する見込みとなった時点で受付が終了します。受付終了日は公式サイトで終了の約3週間前までに通知されますので確認後申し込むようにしましょう。

フラット35Sの利用基準をクリアする住宅は建築コストが一般住宅に比べアップすることは予想がつきますが、入居後の安心・快適性、耐久性、光熱費のコストカットや保険の割引の面などでのメリットも考慮して検討したいものです。

 

長期優良住宅や認定低炭素住宅であれば、住宅ローン減税の控除額も拡大していますので期間内に上手に利用できると良いですね。

 

長期優良住宅

低炭素住宅

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